怪談でゾッとする話をするには
まだちょいと早いかもしれませんが、
まあ、ぼちぼちそんな
季節、ということで。
案外この業界、霊はつきものっぽくて、
長年管理者をやられた方だと、
案外そういう体験をした方もいるんじゃないかなと
思ったりします。
私もかつては各地を
転々とする中で働いてましたが
その際の体験談をひとつ。
そういや、どんじゃらは長いですが、
ホールではそれ系の体験をしたことは
まだないですね。ホールでは。(意味深)
あ、いや本題ですね。
あれはもう何年前かは忘れましたが
私が川口の某ホールで
主任をやっていた時のこと。
当時の会社はちょっと黒めで
閉店後に私がお金数えて、設定やって、
そのあとに各種雑務、といった感じで
自動的に深夜私一人を残して
みんな上がる、という状況になることが
結構ありました。
今では防犯的にどうだという話ですが、
当時も設定を終えて、確か
スロットのゴト行為防止の
部品か何かを、確かパルサーだったかな？
に、つけてる時だったと思います。
何かね、ちょくちょく
バシッ、とかﾋﾞシッ、といった
今から思えばラップ音的なものが
ホール奥の大花火コーナーから
ちょくちょくしてたんですよね。
深夜のホールでちょっと気味が悪い
スロットコーナーの奥まった場所、
わざわざ見に行く気にもならず、
流してましたが、
そんな頻繁ではないものの
やっぱ音が続くんですよね。
気持ち悪いから早く済ませて帰ろー
・・・と、思ってると、
今までよりもひときわ大きな音で
『ドンッ』
という音が鳴ったんです。
さすがにこりゃマジで誰か
いるのか？！とも思ったりして、
無人なホールなのを分かりつつも
『誰だっ！！？』
と、
音の鳴ってた大花火コーナーに
ちょっと声を荒げて問いかけてみました。
…が、当然返事はありません。
まあ、そうだよな・・・
なんて思いながら作業を続けようとしたところ、
♪テロテテン
大花火のスタート音が
鳴ったんです。
ぞわっ、として
鳥肌が立って、もうこりゃアカンと
そのまま荷物抱えて事務所に直行、
マッハの早さでホールの照明を落として
事務所からホント、逃げるように退出しました。
事務所出る際に
セコムの警備は問題なくかかったんで、
ホールに人がいた、ということは
なかったと思います。
多分。
※ホールに誰かいれば、
センサー異常で警備をかけることは
できない仕組みになってました
で、
子の話には更にもうひとつ
オチがあって、
私が急いで退出する際、
ホールの照明を落とした、
と言いましたが、
大花火のスタート音が鳴った
あの瞬間、
既にホール内の全パチンコ台はおろか、
スロット台の電源は全て
落ちてたんですよね。
当時すっぱく電気代削減を
言われてる中で、閉店後の台電源には
特に気を配ってたんで、これは間違いないです。
つまり何を言ってるかというと、
スロットの大元の電源が
落ちているハズなのに
大花火のスタート音がした、
と、いうことなんですよね・・・
家に帰って風呂入りながら
そういや・・・
と、気づいた時は
2度ドッキリしました。
んなのありえんだろ！
…と、思うかもしれませんが、
間違いないと思います。
朝イチも問題なく全ての電源は落ちてる旨
翌早番にも確認しましたし・・・
ということで、
信じるか信じないかは
アナタ次第です！！
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